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秋の冷えで関節痛?原因と対策を知って快適な季節を過ごそう
今回は「秋の冷えで関節痛?原因と対策を知って快適な季節を過ごそう」についてご紹介します。
秋が深まると、気温の変化とともに関節痛に悩まされる方も増えてきます。冷えは関節の血流を悪くし、痛みやこわばりの原因になることが多いです。
ここでは、秋の冷えが引き起こす関節痛の原因と、快適に過ごすための対策についてご紹介します。秋の冷えが引き起こす関節痛のサイン
・朝起きたときに関節がこわばる
朝起きたときに指や膝がこわばり、動かしづらいと感じることはありませんか?これには、夜間の体温低下や血流の滞りが関係しています。冷えた空気により血液循環が悪化し、関節の動きが鈍くなります。・季節の変わり目に痛みが悪化する
秋は特に朝晩の気温差が激しいため、関節の痛みが悪化しやすいです。気温の変化によって体が冷え、関節への負担が増加するため、日常の動作に影響が出ることがあります。・体が重く、だるさを感じる
冷えによって血流が滞ると、酸素や栄養が行き届かなくなり、体全体がだるく感じることがあります。この状態が続くと、関節の回復力も低下し、症状が慢性化することもあります。秋の冷えが引き起こす関節痛に対して、当院ではさまざまなケア方法をご提供しています。
・鍼灸治療
鍼灸は、体のツボに鍼や灸を施し、血行を促進して自律神経のバランスを整える治療法です。冷えによる血流の滞りを改善し、体を温める効果があります。また、痛みの原因となる炎症を抑える働きも期待できます。・整体やマッサージ
整体やマッサージで関節周辺の筋肉をほぐし、体全体のバランスを整えることができます。筋肉の緊張を解消し、血液循環を改善することで、関節の動きをスムーズにし、痛みを和らげます。特に冷えでこわばりが強くなる秋に効果的です。当院では、関節痛や冷えからくる体の不調に対してケアするだけでなく、肩こりや腰痛、さらに美容やスポーツ関連まで幅広く対応しております。
今と未来の健康のために、身体を整え、心身ともに健康な生活を一緒に目指しましょう! -
【健康コラム】冷え性対策(血流改善)に”運動”が有効な理由
冷え性は、万病の元と言われているほど昔から危険視されています。女性の方に多くみられる症状ですが、運動量の低下を感じる方が増加している近年では、老若男女かかわらずこの症状に悩む人が増えています。
今回は、冷え性の原因「血行不良」について深掘り解説しながら、その対策までを紹介していきます!
記事内容- 1.運動しないと体は冷える?
- 2.血液はどうやって全身を巡っているの?
- 3.冷え性対策
1.運動しないと体は冷える?
その答えは、「はい」です。
運動と冷えには密接なつながりがあり、運動をしないと、体は冷えやすくなる傾向があります。これは、冷え性が血行不良によって引き起こされるからです。しかし、近年多くの人が運動量低下を感じている背景として、現代社会では自動車、バス、電車などの交通手段の普及、エレベーターやエスカレーターを利用して階段を使わないこと、そして、スマートフォン、タブレット、PCなどのデジタルテクノロジーが普及し、多くの人々が座ったままで長時間過ごすという生活の変化が挙げられます。同時に、現代社会の忙しさにより、運動時間を確保できないというのも原因の一つかもしれません。
”運動”は、健康において必要不可欠と言われますが、その大きな理由として、
「血流促進」と「体を支える筋肉を作る」という2つのことが挙げられます。①血液の役割
血液は体内の生命維持に不可欠な液体で、多くの重要な役割を果たしています。
1)酸素供給
血液は肺で取り込まれた酸素を体の各組織と細胞に運び、酸素供給を担います。ヘモグロビンと呼ばれる分子が酸素を結合し、酸素運搬を助けます。2)栄養供給
血液は腸から吸収された栄養物や消化された栄養物を体内の細胞に運びます。これにより、細胞は必要なエネルギーや栄養素を得ることができます。3)体温調節
血管収縮と拡張により、皮膚の表面と内部の血管の血液流量が調整され、体温が調節されます。また、血液は体内で熱を運ぶ重要な媒体です。代謝過程や筋肉の収縮などで生じた熱は、血液によって体内全体に分散されます。この熱の分散により、体内の温度が均等に保たれ、急激な体温の変化が防がれます。4)免疫機能のサポート
血液には白血球が含まれており、これらの細胞は免疫系の一部として働き、体を感染症や病原体から守る役割を果たします。白血球は異物や病原体を攻撃し、体の防御メカニズムを支援します。5)廃棄物の排出
血液は体内で生成された代謝産物や老廃物を運び、主要な排泄器官である腎臓や肝臓にこれらの廃棄物を排出するのに役立ちます。上記のように、血流は健康を作る基礎と言っても良いほどの役割を担っています。冷え性の場合は、この体温調節機能を持つ血流の役割が何らかの原因によってうまく機能していない可能性があります。
②筋肉の必要性
私たちは、体にあるいくつもの筋肉が支え合うことで柔軟に動き、真っ直ぐに姿勢を維持することができています。また体を動かすと、筋肉が収縮することで血流を押し上げ、全身への血流促進に貢献しています。筋肉は使えば肥大(成長)しますが、使わなければ2〜3週間程度で筋力が低下すると言われています。健康の基盤である血行促進を助けるためにも運動し筋肉を使うことが重要です。
2.血液はどうやって全身を巡っているの?
血流の働きは、主に心臓と自律神経、そして筋ポンプの3つで成り立っています。
心臓は血液ポンプとして収縮と拡張を繰り返し、血液を体内に送り出します。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの役割を交互に作用させ血管の収縮や拡張に影響しています。
しかしながら、私たちの住む地球には重力があるため、心臓から送り出される血流はスムーズでも、心臓に押し返される血流にはさらに勢いが必要だったりします。例えば、指先や、足先から戻ってくる血流です。これらを助けるのが、”筋ポンプ”の役割です。筋ポンプは、筋肉の収縮と弛緩によって、血管を収縮・拡張させ血流を助ける役割のことです。これは、運動するときに起こる作用なので、デスクワークなど体を動かさず一定の姿勢でいる場合に末端の冷えを感じることがあります。
3.冷え性対策
冷え性対策は、「血流促進」を意識することが大切です。
大きなポイントとして
運動・・・筋肉の力で血流促進
入浴・・・体温上昇
食事・・・内臓の体温上昇
衣類・・・体温低下を防ぐこの4つが挙げられます。
生活をどう過ごすかによって体の健康状態は変わっていきますので、冷え性対策で最も重要なのはこれらを取り入れるような生活改善ですが、自分では改善できないほどの重症な症状に悩む方はプロに頼ることも大切です。また、健康な方も定期的にメンテナンスを入れることでより健康状態を維持しやすくなります。
当院では、体質改善の鍼灸治療や、血行不良を防ぐための姿勢改善、加圧トレーニングやオイルマッサージなど、様々なプログラムがあります。患者さんの症状と生活について丁寧にヒアリングし、オーダーメイドの治療プログラムを行うのが当院の治療です。
また、SNSにて国家資格を保持する臨床家がお家でできる対策や運動を紹介していますので、ぜひお役立てください!
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